昨年12月20日、本学深草学舎1号館101教室において、JIT企画講演会「子供兵士〜ウガンダからの報告〜」が行われた。
講師として、フリージャーナリストの下村靖樹氏が招かれた。下村氏は写真学校を卒業後、アフリカ各地を取材。内戦やその地域に渦巻く社会問題などを主に取材対象としている。現在は一時帰国中で、今年の4月に再びアフリカへ取材に行く予定である。 ウガンダでは、ウガンダ政府軍とLRA(神の抵抗軍)と呼ばれるゲリラ部隊が戦闘を繰り返していて、その際LRAは自らの軍隊の戦力として各地から強制連行してきた子供を登用する。 子供はいずれも18歳以下で、少年はLRAの正規軍の弾除けとして使用させられ、少女は慰安婦として従軍させられる。このことが人道上問題視され、現在世界中の注目を集めている。 講演会の始めに下村氏は、アフリカを紹介するビデオを流し、「現在アフリカには多くの魅力があるが、同じくらい問題点もたくさん存在する」と、現在のアフリカの実状を語った。 続いて、「アフリカで、苦しみに耐え抜く人々を見て、最初は可哀想だと悲観したが、何度も取材を重ねるうちに、自分自身にはない『人間の強さ』を垣間見ることができた」と、自らの経験を熱く語った。 最後に下村氏は「今も行われているアフリカの内戦のために、我々日本人は何ができるかということを考えて下さい」というテーマを来聴者に投げかけ、講演会は締めくくられた。 講演終了後、龍谷-NPO活動センターにおいて下村氏との交流会が開催された。昼休みの間だけという短い時間であったのにもかかわらず、参加者は積極的に何度も質問をしていた。そして、学友らは時間の短さを惜しみつつ、交流会は終了した。
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