会場には40人に及ぶ留学生が集まった。日本語にまだ慣れていない留学生を考慮して、本学国際部部員による英語と中国語の通訳が付いた。訓練用の冊子には、日本語以外に英語・ハングル・北京語・ポルトガル語の計5カ国語で示されていた。 始めに渡邉日出夫課長補佐が「毎年、日本は地震があり、30年以内に南海・東南海地震が起こるとも言われている。十分に気を引き締めて訓練に臨んでほしい」と語った。 あいさつの後、災害への対処を説明した。「火災の原因は放火や寝たばこが多く、地震では避難中に事故に遭いやすい」と注意した。留学生も電子辞書を片手に真剣に取り組む姿勢が見られた。 続いて避難訓練では、署員の「地震だ」の声から机の下や物の無い場所に身を移した後、速やかに屋外へと避難した。 場所は広場に移り、消火訓練と起震車による地震体験が行われた。この起震車は、コンテナ部分に作られた部屋を揺らすことで実際に揺れを感じることのできる装置だ。震度は調整でき、阪神大震災や新潟中越地震と同じ揺れを体感することでその恐ろしさを伝えた。 参加者は「母国で地震を体験したことがなかったのでとても怖かった。帰ってから、非常時にいる物を準備しておこうと思う」と話した。
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