04年度3月卒業生の就職結果によると、求人件数が、過去4年間の平均求人件数、約4千件を約2千件超上回る、6534件だということが分かった。さらに、進路決定率が88・1%と、昨年度より0・5%の上昇を見せた。今年度から東京オフィスができたので、キャリア開発部の中川昭文氏は「企業の最終面接やセミナーなどが東京だけで行われたりするので、その際には積極的に使ってほしい。我々スタッフは最大限サポートしていく」と話した。【3面に社説】 求人件数が増えたことについて、キャリア開発部の中川、若林両氏によると、昨年度から就職のシステムを変え、東海エリア(三重・愛知・岐阜)の求人に特化した企業と提携し始め、そこからの求人が増えたのが、求人件数増の要因としている。 そもそも、東海エリアの企業と提携した理由について、「有効求人倍率(学生一人当たり何社から求人があるかを示す数値)が、東海エリアは全国平均より高く、活況な求人状況にある。トヨタなどのけん引する企業がたくさんあり、そこからの求人が多い」と答えた。 進路決定率の内約は、男子学生が87・9%、女子学生が88・4%。それぞれ昨年度と比べると、男子学生が0・1%伸びなのに対し、女子学生は5・6%上昇した。中でも文学部女子学生は、過去4年間の平均進路決定率72・7%から83・2%へと大幅に伸ばした。 女子学生の就職率が上がったことについて、「女子学生は早い段階でキャリア開発部を利用し、就職意識が高い」と話す。 進路・業種別集計によると、文系の傾向は、サービス業・小売業・金融業・卸売業・製造業の順に就職者が多く、この5業種に全就職者の約75%が就職している。就職者が増加した業種は、前年度対比で、運輸・通信業が143%、製造業が124%、卸売業が117%、金融業が116%(都市銀行が特に200%以上)など。逆に減少した業種は、建設業が89%、不動産業が93%となっている。 理系の傾向は、製造業・サービス業(IT系の企業も含む)に全就職者の81%が就職している。特徴としては、数年ぶりに製造業への就職者がサービス業への就職者を上回った。就職者が増加した業種は、前年度対比で、製造業が139%(電気機械器具関係が特に343%)、卸売業が112%など。逆に減少した業種は、サービス業の情報産業が22%だ。 短大は社会福祉関連への就職率が56%で、前年度対比だと8%の減になるが、その分、民間企業への就職が続出している。
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