――大学入学当時、学業と仕事を両立する中で大変だったことは何か。
「そうですね、時間が足りないことです。毎日寝る時間を削っての生活でした。でも、人間不思議なもので、楽しいことや自分の好きなことをしている時なら、短い時間でぐっすり眠れるんです。好きなこと、本当にやりたいと思えることを充実してできたので、結果としてはとても良かったです」 ――なぜ大学の講師をしようと思ったのか。 「大学側からいきなり講師をしないかという声を掛けられたんです。博士号も取っていない時だったので、『えっ、私でいいんですか?』と思いました。自分が体験してきたことを伝えるように言われていたので、ありのままを伝えました。学生たちが一生懸命に聞いてくれるのでうれしかったです」 ――学生時代に経験して良かったことは。 「ボランティアをしたことです。また、その中で平和に学校生活を過ごせたこと自体が、自分にとってためになっていたということに気付きました。朝起きて、学校へ行って、授業を受けて、遊ぶ中で社会性を身に付けられました。勉強できたことも後の自分の役に立っています」 ――学友に一言。 「龍谷大学は人間性を大事にする大学だと聞きました。そんな環境で学べる皆さんは大変恵まれていると思います。その環境を大切にしてください。そして、夢を持つことを大事にしてほしい。大人より頭が柔らかい皆さんは、多くの夢を見ることができると思います。学生のうちにとんでもなく大きい夢を持ち、それを育てる情熱を大事にしてください」
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