6月4日、本学深草学舎21号館603教室で「深草学舎キャンパス修景計画」について考える会が催された。
修景計画とは深草学舎の中庭を中心に、全面的に改修する工事だ。その範囲は東門から1号館前を通る道も対象となる。予算は上限6億円を見込む。現在ある中庭は円形の芝生広場に変わり、3号館の前に常設ステージが設置される予定だ。 また、図書館前の景観も大きく変えられる。直径16メートルの円形の水盤とそれを囲むデッキがが造られる。さらに、330周年の森は樹木を移植した上で新たな施設が建てられる。 まさに深草学舎を一変する工事が行われようとしている。 しかし、この修景計画には多くの人が異論を唱えている。大学側の言う「ユニバーサルデザイン」として本当に機能するのか、つまり大学に訪れるどんな人々にも心地良い場となるか疑わしいと訴えている。 今回行われた勉強会は、そんな修景計画に疑問を持つ本学の環境系専門家有志が主催した。有志らの求めるものは「将来に悔いを残すことのないキャンパス造り」である。この勉強会には学外からも造園や建築、樹木の専門家が招かれた。 専門家は「アラカシやクスは移植に適さない。深草学舎の地下水位が高いこともあり、この計画のままでは根腐れを起こす危険が高い」と警告する。また、計画の立てられ方についても設計者の選考に学友が加えられなかったことや、本当に常設ステージは必要であるかなど多くの問題が提起された。 専門家との意見交換の場では、「修景計画には坂道のように延々と続くスロープがある。途中、水平地は1カ所も作られていない。このスロープは身体障害者にストレスを感じさせるものではないのか」と聴講者からも声が出された。 この修景計画は3月の評議会をもって決定された事案である。しかし、今回勉強会が立ち上げられたように、いまだ納得できない人は多い
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