本学の第一次アフガニスタン学術調査隊が、10月21日から11月4日にかけて行った現地調査において、新たな仏教石窟が発見された。
アフガニスタン中央部を流れるバンデ・アミール川上流域にある遺跡とその周辺を調査したところ、新たな仏教石窟「サレ・スム遺跡」が見つかった。石窟の正面奥には、礼拝対象物を安置した痕跡のある龕(がん)の存在が確認された。これは新たな仏教伝播(でんぱ)ルートを示唆する重要な手掛かりとなる。 また別の場所で、約60の石窟が群をなす「ザイナル遺跡」も発見された。 この遺跡からは仏教石窟と断定する物的証拠は得られなかったが、一つの石窟から幅193センチメートルの台座らしき残存物が見つかっている。
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