壇上に立った金村氏は「講演会が終わったあと、みんなが元気になれるような話をしたい」と自身の半生を話し始めた。 最初に、少年時代から野球が好きだったこと、報徳学園のエースとして甲子園に出場し、優勝したことを語った。また、プロ野球選手時代については「うまくいくことばかりでなかった。幾度となく挫折を味わい、落ち込むことが多かった」と振り返った。 続いて引退後の話に移り、「自分に変なプライドがあり、待っていても仕事は来ると思っていたが来なかった」「考え方が後ろ向きになり、人生で一番苦しい時だった」と当時の胸の内を告白。 そんな時、乙武洋匡(おとたけひろただ)氏の「五体不満足」をきっかけに前向きに物事を考えようと思ったという。前向きに自身の思った通りに再就職活動を開始。すると仕事が入り、プロ野球解説者になれたと話した。 「人生これから山あり谷ありだと思うが、どんなときも明るく前向きに進めばいい。そうすれば事態はきっと好転する」と最後に金村氏は学友に自身の経験から得たアドバイスを送った。 講演会中、金村氏の発言が学友の笑いを誘い、会場の雰囲気が和む場面も見られた。第85回創立記念降誕会実行委員会代表が金村氏に花束を贈呈し、講演会は大きな拍手の中、幕を閉じた。
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