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[ AED ] AED本学に12台設置実現 <2006年7月>

 今年6月、本学に自動体外式除細動器(以降AED)が12台導入された。AEDとは緊急時、一般の人でも簡単に除細動(電気ショック)を行えるように設計された機器である。万が一、AEDの必要な事態が起こった場合、学内だけにとどまらず、学外の人も助けるために設置された。

 現在、AEDは本学深草学舎に5台、瀬田学舎に5台、大宮学舎に1台、南大日グラウンドに1台設置されている。

 AEDとは一般の人でも簡単に安心して除細動(電気ショック)ができるように設計された機器であり、電源を入れれば音声によるガイドが始まる。それに従い除細動を必要としている傷病者に対して除細動が行えるよう設計されている。

 AEDが設置された経緯は2年前、一人の学友が学内で倒れ意識不明に陥ったことがきっかけである。その学友は、奇跡的に後遺症もなく一命を取り留め、2週間程度で退院することができた。本学では今後も起こり得るこのような事態に備えて、迅速な応急処置ができるようにとAED設置を検討していた。

 緊急時に迅速に対処するには、各館に1台置くことを理想として検討された。しかし、AEDは高額な機器のため、すぐに多数設置というわけにいかず、今年6月、12台導入となった。

 導入されて日も浅く学友たちの認知度も低いため、学友が少しでもAEDを使えるようになるためのAEDの講習会が定期的に行われている。健康管理センター事務部課長の安食真城(あんじきしんじょう)氏は「講習会を受けたからAEDを使えるようになるとは限らない。AEDを人体に取り付けて除細動を行うまで早くても3分はかかる。音声に任せて落ち着いて使ってほしい」とAEDの利用について述べ「AEDが到着するまで4、5分はかかる。それまでに119番をして、心臓マッサージを行い人工呼吸をする。その後到着したAEDを使い救急隊員に託すという命のリレーを忘れないでほしい」と語った。

 AEDは駅などにも設置されており、今後コンビニや自動販売機にも設置が検討されている。  最後に「AEDは学内だけでなく学外の近隣の人にも存在も知ってもらい、緊急時には利用してほしい」と安食氏は述べた。     
(坂下慶)


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