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[ パドマ展示 ] 国宝仏教美術を展示 <2006年7月>

▲仏教美術の展示に見入る来場者ら
  
6月12日、本学深草学舎至心館パドマ
 6月12日から8月4日にかけて、本学深草学舎至心館2階、研究展示館「パドマ」において「死を超えた願い―黄金の言葉 あれを見よ 明日は散りなむ 花だにも 生命の限り ひと時を咲く」の展観が龍谷大学 人間・科学・宗教 オープン・リサーチ・センターにより行われている。

 オープニングセレモニーは6月12日に開催され、学内外から多くの人々が会場に集まった。

 まず、神子上惠群本学学長は今回の展観のテーマについて「生死を超える道は、花のように一生懸命に生きようとすること。悩みを超えて、命の自然に身を任せることにあると考えている」と語った。

 続いて、武田龍精(りゅうせい)センター長が「仏像のほほ笑みやブッタの伝記のレリーフは1700年以上の時を超え、歴史の重みと慈愛に満ちた安らかさで見るものを包んでくれる」と展示品に関して述べた。

 テープカットは神子上惠群本学学長、武田龍精センター長のほか今回の展観を後援した歐亞(おうあ)美術代表取締役の栗田功氏の3人によって行われた。

 会場には、ガンダーラ美術のブッダ像や、国宝にも指定されている山越阿弥陀図(やまごしあみだず)などの仏教美術が展示されている。加えて、大正三美人にも数えられる歌人の九条武子、両手両足を失っても強く生きた中村久子ら、先人の表した真実の言葉「黄金の言葉」を鑑賞することもできる。また、中世日本人の臨終の姿を今に伝える無常院のミニチュア再現も展示されている。

 今回のパドマ展示の代表者である鍋島直樹本学法学部教授は「死を見つめることを通して、まことの愛情を考える。そのような機会にしてもらいたい」と会場を訪れた人々に語った。

 開館時間は、平日10時から16時までとなっている。入場は無料。  
記事=雨宮    薫
撮影=金藤香保里


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