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[ 二〇〇六年度十二月展 ] 装身具の歴史伝える <2006年12月>

▲陳列された装身具を見つめる来場者
       =12月2日、本学大宮学舎本館展覧室
 11月29日から12月2日の4日間にかけて、本学大宮学舎本館展観室にて、二〇〇六年度十二月展「〜KAZARI〜装身への想いと歩み〜」が開催された。会場には幅広い世代の人が訪れ、展示品を鑑賞していた。

 この十二月展は、本学博物館実習生らが自ら企画、運営をする展示会のことであり、毎年さまざまなテーマに沿って展示が行われている。

 今年の十二月展は日本における装身具の歴史をテーマにしたものであった。展示品は古代、中世、近世以降の三章に分類されており、全部で約150点もの品々が展示された。一章では、装身具が呪力や権力の象徴として扱われていた時代の古代をテーマとした展示。宝玉の原石や獣骨に細工を加えて作ら
れた装身具が多く見られた。また数多くの重要美術品も展示された。

 二章では、中世の装身具が展示された。主に平安時代の装身具が展示され、機能性とともに装飾性を兼ね備えた武具類、また本学所蔵の品である伴大納言絵詞や源氏物語絵巻などの絵画もあった。

 三章は近世以降の装身具が取り扱われた。身を飾ることを楽しむという文化が生まれたこの時代。細かい文様が描かれたくしや、かんざしが展示され、来場者はその彩りの美しさに見入っていた。

 また、会場には古墳時代の衣服や装身具を身に付けて写真撮影ができるコーナーや、装飾に関するクイズコーナーも設けられていた。来場者が見て、触れて楽しめる展示会となっていた。

 博物館実習生代表幹事の猪飼(いかい)龍太さんは「十二月展は学友が積極的に活動し運営していくことに意味がある。今年の博物館実習生が少人数だったため作業に時間がかかったが、どうにか皆で十二月展をつくり上げることができた。その成果をぜひ多くの人に見てもらいたい」と語った。
記事=太田小百合
撮影=入海  美紀


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