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[ キャンパス・セクハラ ] 一人で悩まず声を上げて、女性弁護士が相談員に <2006年12月>

 現在セクハラという言葉や概念は社会に十分浸透しているといってもいい。しかしそのセクハラが自分のすぐ近くに、ましてや大学という教育の場で起こるなどということは考え難いことだ。だが最近、大学教職員による学生へのセクハラがよくニュースで取り上げられている。

 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント(以下キャンパス・セクハラ)は「良い成績をつけるなどといった利益を条件とした性的な要求」や「性的要求を拒否したことにより成績を落とす」などといった卑劣な行為が主な事例だ。もちろんそれは私たち学友の「教育を受ける権利」を否定することになる。

 本学ではキャンパス・セクハラへの対策としてセクシュアル・ハラスメント問題委員会が設置されている。また、今年度9月より二人の女性弁護士がセクシュアル・ハラスメント相談員として委嘱された。これは、本学職員による相談員だけではなく、学外の専門家にも相談員になってほしいという学友の声が実現した。現在は女性弁護士二人と教職員17人の合計19人がセクハラの相談を受け付けている。大学側は「一人で悩まずに気軽に相談に来てほしい」とパンフレットや入学式後に行われるオリエンテーションなどで主張している。

 セクハラとは「相手に屈辱感や不快感を感じさせるような性的な性質の言動」であると定義される。そして「屈辱感や不快感」とは受け手側の主観によって決まる。もしも自分がセクハラだと感じたらそれは立派なセクハラであるのだ。

 本学では先に述べた相談員制度などさまざまなサポートを行っている。もし自分がセクハラを受けていると感じた場合は、一人で悩まずに声を上げてほしい。それがキャンパス・セクハラをなくす第一歩につながるだろう。
(宮城和子)


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