今年、6年に及ぶ努力が実を結んだ。01年に本学法学部を卒業して6年目。予備校に通いながら培った力は念願の旧司法試験(以下司法試験)合格をもたらした。
司法試験を受けようと思ったのは3回生の終わりごろ。きっかけは知り合いの母親の裁判を傍聴したことだった。依頼者と心を通わせながら仕事をこなす弁護士に魅力を感じる。以後、大学で弁護士や元裁判官が行う講座の受講や法律事務所へのインターンシップを経て、受験の決意を固める。 「勉強はスポーツのトレーニングと同じ。勉強しながらやったことを振り返り、自分ができていないことを少しずつできるようにやっていく。そこで自分のペースを壊さないことが大事」。 本格的な勉強を始めたのは大学卒業後。「悩んだときは自分が今どの段階にいるのかを把握し、司法試験合格者や自分より経験を積んでいる人に相談した。同じ質問を何人にもぶつけ、自分にできることからやった」何度も壁にぶつかったが、あきらめずに解決法を模索し、乗り切っていった。 「弱音を吐いてもいいし、モチベーションが下がってもいい。その後自分の目標を見つめ直し、軌道修正したら良い。自分のペースを維持することが大事。自分に合った良い先生を見つけ、頑張ってほしい」自分の経験をもとに司法試験を受ける後輩へエールを送る。 合格に一息つくのもつかの間、「やっと一仕事終わっただけ。喜ぶよりも今は次のことを考えなければいけない」と法の世界に足を踏み入れた弁護士の卵は自らを律す。これから弁護士になるための司法修習が始まる。1年6カ月に及ぶ勉強を終えれば弁護士への道が見えてくる。 「家事をするのは好き」責任重く、忙しい仕事であるが、そんな中でも家事と仕事を両立を目指す。「自分のペースで仕事をこなし、職場と私生活の両立に苦しんでいる人を助けていきたい」と意欲を燃やし、今後への夢を抱く。
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