08年度より、平安中学校・平安高等学校を本学の付属校とする協定が、3月6日に締結された。これにより、一貫した教育プログラムを構築し、互いの連携の強化を図る。本学にとって中核となる学生を育成し、人間性豊かな人物を社会に輩出していくことが主な目的だ。本学にとっては初の付属校となり、今後も付属校を増やしていく方針だ。
今回の付属校化は、95年に教育連携に関する覚書(おぼえがき)を締結した両校が、これまでの連携の成果を踏まえ、より一層の関係強化を図ったものだ。両校が有する教育資源を生かした教育プログラムを作成し、双方向型の教育連携を推進する。 付属校化により新たに、「高大連携教育プログラム(課外教育プログラム)」を実施する。これは、高大で連携をとった科目を設置したり、キャリア教育に重点を置いたプログラムを作成することだ。このプログラムにより、生徒が自分の将来や進路について考え、学問に対する意欲や熱意をはぐくんでいける機会を提供することができる。これらの取り組みは、全国的に見てほかにない。 付属校化することにより、互いの教育資源を利用し、中学校・高等学校ではできないような教育が行え、さらに、さまざまな分野で活躍できる人材の育成が効果的に行える。また、本学の教員による高校での講義や、学友のボランティア、インターンシップといった高大での交流も検討している。 また、高大の教育スタッフが連携し、成果を上げている「龍谷平安学習システム」をこれまで通り継続して行っていく予定だ。これにより、生徒の基礎学力の定着を図る独自の教育を充実させていく。加えて、中学校・高等学校では、正課授業科目の中でも本学との連携科目を設置することが検討されている。 本学と平安高校は、95年7月に覚書を締結した当時から、付属校化は課題となっていた。 99年から02年の間に、教育連携を強化させるための話し合いが行われ、まず平安高校にプログレスコースという3年生で本学が定める学力基準を満たせば、本学への進学が保証されるコースが設置された。また、本学教員と平安高校の教員が、主要5教科について高大連携のワーキンググループを結成し、基礎学力の強化を図っていった。 このような経緯を経て、以前から行われていた教育システムを今後も継続していき、互いの教育連携をさらに拡大するため、今回付属校化するに至った。 今後も本学は、付属校を増やしていく方針で、まずは近畿圏でのしっかりした基盤作りを進めていく。
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