今年の1月に、本学瀬田学舎青志館2階に、無料でコピーができる「タダコピ」が設置された。現在、タダコピは主に関東圏の大学に設置されており、関西圏の大学で導入されたのは、本学が初めて。
では、なぜ無料でコピーができるのだろうか。それは、実際にタダコピを使ってみるとすぐに分かる。コピー用紙の裏面には、色とりどりのカラー広告が掲載されている。用紙の裏にさまざまな企業の広告を載せることによって、コピー代を無料にすることが可能になった。掲載されている広告の内容は大学生を対象にしたものがおよそ70種類ある。 タダコピのシステムを考案したのは、株式会社オーシャナイズだ。同社は中央大学や慶應義塾大学などの学生たちによって起業した学生ベンチャー企業である。彼らは学生のときに、タダコピの企画を思い付き、事業プランコンテストで優勝した。 同社取締役の菅澤聡氏は、この事業を始めたきっかけについて、「先輩の卒業論文『半額コピー』を引き継ぎ、そこからさらに5円を0円にして事業化した」と話す。今後はさらに、コンビニなど一般の人でも利用できる場所に設置していきたいという。 龍谷大学生協によると、関西圏の他大学では、まだ導入には至っていないが、これから他大学でも導入され始めれば、深草学舎や大宮学舎にも設置される可能性があるとのことだ。 しかし、その一方で無料だからと無駄なコピーをしたり、裏面が広告のため両面コピーができず、大量にコピーしたりと、環境負荷につながるのではないかという懸念もある。 本学では、タダコピを導入することによって、学友に対して経済面での支援になると考えている。だが、懸念事項もあるため現在は実験的に瀬田学舎にのみ設置している。 学友にとって、気軽にコピーをすることができるタダコピは便利だ。マナーを守り資源を大切に利用してみてはどうだろうか。
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