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[ 新入生歓迎講演会 ] 大山のぶ代氏、ドラえもんと過ごした26年間 <2007年5月>

▲新入生に自らの経験を語る大山氏
   =4月8日、本学深草学舎3号館301教室


 4月8日、本学深草学舎3号館301教室にて新入生対象の歓迎講演会が行われた。ゲストとして初代ドラえもんの声で有名な大山のぶ代氏が招かれた。

 「今しかできないことがある」と題された講演会には多くの新入生が詰め掛けた。盛大な拍手の中、大山氏が登場し、あいさつした。

 大山氏はまず、講演会のテーマである「今」について「人が生きることは『今』がつながってできているもの。若いころはあっという間に過ぎる。だからこそ今の大事さに気付き、未来へつなげる努力をしてほしい」と新入生を激励した。

 その後、自身の半生を振り返った。大家族の末娘として生まれた幼少期に疎開した話から始まり、話題は中学時代へと移った。「声のことでクラスの人から笑われるようになり、ショックで人と話さずにいた時に、『弱いところは使わないとますます弱くなる。それをカバーできるよう努力すべき』と母に諭され、放送部に入った」と印象的なエピソードを語った。

 話は続き、女優の世界に入るきっかけとなった高校時代へと進んだ。「高校のとき母が亡くなり、自分の娘にこんなつらい思いをさせるなら結婚せず女優になろうと決意した」と明かした。

 そして26年をともにした「ドラえもん」について「ドラえもんのイメージをつかむために、原作を読むなどして試行錯誤を繰り返し、キャストの仲間とやってきた。26年も続くとは思っていなかったが楽しかった。今でもたまに(ドラえもんと)一緒に居る気分になる」とにこやかに語り会場内の雰囲気を和ませた。

 最後に、大山氏はドラえもんの声を披露し、「新入生の皆さん。毎日の中の今、今を大切に生きてください」と締めくくると、会場からは歓声と大きな拍手が起こった。
記事=小島未来
撮影=入海美紀


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