4月19日から26日の一週間にかけて、「大・南大萓展(おおがや)―瀬田のいまむかし」展示会が行われた。展示会は本学国際文化学部、里山学・地域共生学ORC主催および南大萓資料室の協力によって本学瀬田学舎RECホールロビーにて開催された。
南大萓という場所は本学瀬田学舎の一部を含む文化ゾーン一帯からJR瀬田駅を経て琵琶湖畔に至るまでの地域を指す。 今回の南大萓展では昔から現在に至るまでの、南大萓の歴史を通して風俗、祭り、戦争の様子が展示されていた。 展示の中には、過去と現在の住宅状況を示したパネルが設置されていた。パネルでは、300年以上前には数百世帯だった地域が、40年前に建設されたJR瀬田駅の影響により住宅街が爆発的に増加し、減少した森林の様子が説明されていた。また、農作業用の田船、鳥居や実際に使われていた農具が年代順に並べられるなど会場全体を活用した展示となっていた。 また、今回の展覧会を開催する前に、南大萓資料室が発足され、二年前には「南大萓史」という南大萓の歴史をまとめた本が出版された。この本は今まで保管されてきた資料が古くなったため、それらに解説を付けて後世に伝えていきたいという人たちによって出版された。今回の展覧会もこの南大萓史に紹介されている資料を中心に行われた。 今回、本学で開催するにあたり、南大萓資料室室長の松田庄司氏は「このような大きな会場で開催できたのは初めてです。誰でも分かるように古文書を現代語に訳しました。それらを自分たちでグラフや模型にしていく作業が大変でした。多くの人に南大萓の歴史を肌で感じてもらいたい」と語った。 会場には多くの学友や一般人が来場し、学友が展示品の説明を聞きながら熱心にメモをとったり質問をするなど真剣な表情が見られた。
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