>>龍谷大学新聞社トップ>>過去の記事>>学内ニュース>>2007年5月
[ 平成19年度事業計画 ] 共生目指す大学へ、5つの重要事項を掲げる <2007年5月>

 平成19年度の事業計画が、4月1日に本学ホームページで公表された。本学は、21世紀の本学像として「共生(ともいき)をめざすグローカル大学」を掲げており、平成19年度事業計画はその実現を目指して計画されている。今年度の事業計画によると五つの事業が重要事項として展開される予定だ。

 本学が21世紀の本学像として掲げた「共生をめざすグローカル大学」とは地域に根ざした大学を目指すとともに、地域で展開した事業を地域のみならず、世界に発信していく大学を目指すというものである。今年度、本学が取り組むすべての事業はこの理念に基づいて推進されており、「首都圏における展開」「付属・高等学校の設置」「創立370周年記念事業の推進」「龍谷ミュージアム(仮称)の設置」「新たな教学組織の検討」の五つを重要事項として推進していく。

 「首都圏における展開」としては首都圏での広報活動、キャリア支援の強化が行われる。東京丸の内にある東京オフィスを拠点に企業・市民向け講座を開催するとともに、学友の首都圏での就職活動、首都圏企業に対する積極的なアプローチを支援する。

 今年3月に発表された平成20年度4月からの平安中学校および平安高等学校の本学付属校化に伴い、今年度は具体的な生徒の受け入れ態勢の確立を行う。また、今回の付属化でノウハウを蓄積し、将来的には付属校をさらに増やす方針だ。

 「創立370周年記念事業」の新たな展開としては、当事業の中核である龍谷ミュージアムの設置へ向け具体的な実施計画立案のほか、さらなる教育・研究活動の支援のために実践真宗学研究科の設立が検討される。これらにより、本学の強みである仏教を根幹とした研究活動の強化、地域貢献の推進が行われていく。

 龍谷ミュージアムは本学が有する貴重な歴史的文化財と、浄土真宗本願寺派が有する国宝や法宝の展示などを通して、それを地域、さらには世界へ発信することを目的として設置される。設置場所に関しては既に西本願寺向かい側の、浄土真宗本願寺会館がある場所への設置が決定している。今年度は浄土真宗本願寺派との連携を強化し、本ミュージアム設置の具体案を検討し、平成21年の設立となる見通しだ。

 また、「新たな教学組織の検討」として実践真宗学研究科の設立を検討する。本研究科では社会で起きている問題に対応できる宗教的実践者の養成が行われる。今年度はその構想実現のため、より具体的な検討を進めていく。 
(大西遥)


龍谷大学新聞社
掲載内容の無断転載を禁止します。
Copyright 2004 Ryukoku Univ. Press All rights reserved.