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物質化学専攻教育プログラムJABEE認定 大学院では全国初 <2008年6月>

 本学理工学研究科物質化学専攻の教育プログラムが、日本技術者教育認定機構(以下、JABEE)の基準を満たしているとして、専門認定を受けた。全国の大学院としては、初めての認定となった。

 JABEEでは、大学などの教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを公平に評価し、技術者として最低限の知識や能力の養成に成功していることを認定する。本学ではすでに理工学部物質化学科が03年度に認定を受けている。

 JABEEの認定にはさまざまな基準が設けられており、すべてを満たした上で、認定が下される。物質化学専攻では明確な学習目標の設定、体系的なカリキュラム構成、客観的で厳格な成績評価といった取り組みがJABEEに評価された。

 明確な学習目標とは、仏教の思想を基礎に置き、高度な技術者の育成を行うことだ。日本の社会に貢献するとともに、科学技術を、あるべき道に導く指導者を育成することを目的としている。

 体系的なカリキュラムは、学習目標に基づき構成されている。共生学特論は、仏教の思想で学ぶ東洋の倫理観から、国際社会における自らの基本姿勢を養う役割を担う。高度物質化学実験・演習は、実験、演習、講義の効果を組み合わせ、高度な技術の習得を目的としている。ほかにも本学独自のカリキュラムが用意されており、修士課程での十分な学修量が確保されている。

 客観的で厳格な成績評価は、JABEEの基準に基づき実施している。また、教育向上改善検討委員会にて、試験問題や答案、学友による授業評価などを本学の教授らが互いに審査している。また、学科、専攻独自の外部評価を毎年1回受け、報告書の作成を行うなど、厳格なチェック体制が敷かれている。

 理工学部の林久夫教授は「今後はJABEE認定を受けたことを、多くの人に認知してもらいたい」と述べた。
(渡辺仁)


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