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[ ホームステイ ] 海外から大きな学びを カンボジア旅行〜食文化編〜 <2008年4月>

▲プレイクラン村での食事

 皆さんはカンボジアと聞くとどのようなイメージを抱くだろうか。以前からカンボジアについて学びたいと考えていた私は、この春休みを利用して実際にカンボジアを訪れた。現地ではさまざまな文化の違いに驚かされたが、中でも私が特に興味深かったことは、食文化と自給率についてである。

 カンボジア料理の味付けは少し濃く独特で、多くの調味料が使われることが特徴である。魚の塩辛「トレイ・プライ」、酢漬け「ポッオー」、塩漬け発酵させビーフンと混ぜ合わせた「プロホック」など。どれもカンボジア料理に欠かせない大切な調味料で、スープやいため物によく使用される。しかし、日本人でも食べやすい。日本とカンボジアでは食文化が全く違うと思われがちであるが、調理方法は似たところが多い。

 私は、プレイベン州にあるプレイクラン村という小さな村に二日間ホームステイをした。そこでは、みんなが私を温かく受け入れてくれ、本物の家族のように接してくれた。また、食事はおかず一品にタイ米が一般的だが、私たちが訪れた際にはおかずを二品用意してくれた。

 料理は肉と野菜を煮たシンプルなものであるが、この村の自給率はなんと100%に近い。肉はその村の人々がさばき、米や野菜も大半は彼らが栽培している。

 私は今回カンボジアを訪れるまで、カンボジアに対して飢餓のイメージが強かった。しかし、実際はカンボジア国内で飢餓に苦しんでいる人はほとんど存在しない。それどころかカンボジアの自給率は非常に高く、40%弱の日本とは大きく異なっている。カンボジアの人々は、ほぼ自給自足の生活を行っているのである。年々下がる日本の自給率を懸念せずにはいられない。カンボジアから学ぶことは数多くあると感じた。

【次号に続く】
(繁田祐未)


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