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[ 朝食 ] 朝食から始める 健康な1日作り <2008年4月>

 「食欲が出ない」、「食べる時間がない」といった理由で朝食を抜いてしまう人もいるのではないだろうか。朝食を抜いても日々の生活に問題はないと考えているならそれは間違いだ。朝食を取る、取らないとでは1日の活動に大きな差が出てくる。

 脳のエネルギー源であるブドウ糖は体内で貯蔵することができず、食後4時間ほどで消費される。そのため、朝起きたときにはすでにブドウ糖は不足した状態にある。そこで朝食を抜くと、前日の夕食から翌日の昼食まで、脳にブドウ糖が補給されないことになってしまう。

 その結果、低血糖になり、イライラする、体がだるい、あくびが出る。さらには動悸(どうき)、めまい、頭痛などの症状が出ることもある。これでは、午前中の活動に影響が出てきてしまう。

 多くの生活習慣病の原因となる肥満。朝食を毎日取る人は、取らない人に比べ、肥満や糖尿病になる確率が35から50%低いという調査結果がある。毎日朝食を取ることは、生活習慣病の予防にもつながる。

 本来、人間の活動は昼と夜の周期に合わせるのが最も良いと言われている。しかし、現代人は夜の活動時間が長くなり、このリズムが崩れている。朝、しっかりと朝食を取ることで理想の体内リズムを作ることができ、健康にも良い。

 一人暮らしをしている学友にとって、朝食を作るのは面倒だろう。そこで比較的簡単に作れる料理を紹介しよう。一品目は薬味どっさりうどん。まず、オクラをさっとゆで、みじん切りにする。同じくミョウガもみじん切りにする。キュウリ、ネギは細かく切る。切ったものをうどんに乗せ、さらに納豆、卵黄を乗せれば完成。

 二品目はナスとツナのたたき。縦半分に切ったナスをやわらかくなるまでゆでる。ナスの皮側に切り込みを入れ、軽く油をきったツナ、ネギを散らし、ポン酢をかければ出来上がり。

 朝食を抜いていた人はこの機会にぜひ、意識的に朝食を取るようにしてはどうだろうか。
(田中寛尚)


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