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[ 瀬田図書館 ] 自動化書庫導入へ、来年度から利用開始 <2007年7月>

 6月上旬から本学瀬田学舎図書館において、自動化書庫設置工事が行われている。自動化書庫設置により狭いスペースで従来よりも多くの蔵書の保管が可能になる。また、合理的な検索、出納システムにより利用者が求める情報を素早く的確に提供することもできる。全国で設置している大学は少なく、関西では立命館大学に設置されている。本学でも瀬田学舎が初めての試みだ。この工事は9月下旬まで行われ、08年4月から利用が開始される。

 自動化書庫は膨大な図書、資料を効率的に保管できる。また、図書館のコンピューター検索システムと連動した自動出納システムにより、目的の図書を正確に、数分で利用者に提供できる。加えて、機械が図書を迅速に出庫してくれるため、カウンター業務も軽減される。

 今回の工事により、智光館地下にある書庫と図書館がつながることになる。自動化書庫に収容するのは、瀬田学舎図書館で10年間貸出履歴のない本や白書の一部を予定している。

 瀬田図書館は開館以来、開架式方式を採用してきた。開架式方式は実際に本を手に取って選ぶことができるという長所がある。しかし、返却作業要員の確保や書庫移動作業の必要性があるという短所もある。

 一般に開架式書庫は図書の取り出しや返却、書架整理等の作業を考慮すると、書庫の収容可能冊数に対して80%程度の収容率が上限と言われている。瀬田学舎図書館では、04年度末で約73%の収容率であった。図書は毎年約1万7000冊追加されるため、06年度末で大学図書館協会基準値を超える予想となった。以前も図書が収容可能冊数の80%を超えたことはあったが、新館増設や書庫増設により収容率を下げていた。

 工事期間は6月上旬から9月下旬までである。なお、試験一週間前から試験終了までは中断される。入庫書庫選出および入庫は08年2月上旬から3月下旬にかけて行われ、4月から利用可能となる。  
(繁田祐未)


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