今回はこのグループの6枚目のアルバム『LOCKS』を紹介する。3月12日に発売されたばかりのこの作品には、07年に発売されたシングル4曲を含む全11曲が収録されている。 2曲目の「涙のイエスタデー」は、明るくポップな曲調で爽やかさの残る仕上がりとなっている。またこの曲は、デビュー曲から数えて通算100曲目となった記念すべき曲でもある。 GARNET CROWの真骨頂であるミディアム・バラードの3曲目「世界はまわると言うけれど」。この曲は、切なさと憂いを帯びた歌詞に、伸びのあるメロディが重なり合い、聴き手に世界観の深さを感じさせる。 メンバーの中でも、ヴォーカル中村由利とキーボードAZUKI 七の存在感が特に目立つ。中村は中低音の旋律を得意とするも、ときには透明感のある高い裏声を用いるなど、独特な歌唱法が特徴である。また、全楽曲の作詞を手掛けるAZUKI 七は、奥深さと繊細さに満ちた感情で歌詞をつづり、その世界観は作品ごとに違った表情を見せる。 クリエイティブ集団という名にふさわしい彼女たちの最新アルバム。この1枚からGARNET CROWの世界に身を投じてみてほしい。
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