空は、1日で何度も色を変える。日中は青色、夕方は赤色、夜は黒色へと変化する。空はとても表情豊かだ。
幼いころ、何かで聞いたことがある。「空の色は海に反射しているからだ。青い海に反射しているから日中の空は青い」と。幼かった私は、この話を信じていた。しかし、これは当然間違いである。実際は、白色光という無数の色を含んだ太陽の光が地球の大気で拡散していることから起こる現象なのだ。 だが、もし本当に空の色が海に反射していたのであれば、それはとてもロマンがあるのではないだろうか。加えて、色だけではなく海自体の様子を映し出しているものだとしたら。 例えば昼間の青い空は、活発な海の様子を描いたもの。風とともに流れる白い雲は優雅に水中を泳ぐ魚たちを表している。 夜の暗い海に反射している空は、海の生き物たちが寝静まったところを表現している。ほとんどの生き物が活動を止め、静かに暮らしている。きらきらと輝く無数の星は、たくさんの小さな波の反射。その中で一つだけ目立って明るい光を照らすもの、月がある。その正体はチョウチンアンコウの光である。 空はとても神秘的だ。色が変わることによって、さまざまな想像ができる。いつも私たちの上にあるにもかかわらず、全く飽きさせない。 普通に生活していれば、毎日見ることになる空。1日中、休むことなく色を変え続けていく空。その表情一つ一つによって、見る者に何らかのものを感じさせてくれる。これは人の力では作り出すことができない、とてつもなく大きな自然の力だ。
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