この大会は少年の部から一般の部まであり、それぞれ級・段別に分かれている。そのため、会場には朝早くから選手や応援に駆け付けた多くの人が集まっていた。 少林寺拳法の大会は試合形式ではなく、二人一組での演武によるものである。演武とは、1分30秒から2分の間に、技の正確さ・速さ・構成・選手の気合いや目配りなどが審査対象となって順位が決められるものだ。 龍大からは大学段外の部5組、大学初段の部6組、大学二段の部4組、大学三段以上の部2組、女子段外の部2組、女子初段の部2組、女子二段の部3組が出場した。 午前中は各予選が行われた。それぞれ本選に進めるのは8組のみ。予選とはいっても気は抜けない。選手の気迫が漂い、鋭いまなざしでの攻防が続く。そして龍大はそれぞれの組が順当に本選へと勝ち進んだ。 開会式を挟み、午後からは本選に移った。大学二段の部では藤井・山本組が次々に技を決めていく。また期待のかかる大学三段以上の部の小林・高田組の演武は投げる、倒す、蹴るといった技はもちろんのこと、何よりも気合いや目配りに圧倒される。まるで本当に戦っているかのように思わせる演武だった。その他の組も日頃の成果がよく出ていて、力強い演武が見られた。 表彰式の後、最優秀を勝ち取った小林・高田組、浅野・村松組、田中・羽渕組がもう一度、演武を行った。迫力のある演武に、会場は大きな拍手に包まれた。 今大会で龍大は、大学三段以上の部で最優秀、大学二段の部で優秀、大学初段の部で最優秀・優秀を獲得。女子初段でも最優秀を獲得し、全体で14組が6位入賞を果たすという、素晴らしい成績を収めた。 大会後、藤井主将は「皆がんばっていました。目標を持ってできて良かったと思います」と語った。しかし、「いけると思っていたところができなかったので、結果は納得できていません」と、少し悔いが残る大会になったようである。また「採点基準が変わったので、基本からしっかりしていきたいです」と課題点を挙げ、最後に「全国大会の選考大会に向けてがんばります」とこれからの目標を語った。全国大会に向け、龍大少林寺拳法部の更なる活躍が期待される。
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