大会は龍大の梅野主将による選手宣誓で幕を開けた。2年連続で優勝している龍大は、今年も優勝候補の筆頭だ。選手たちには期待とプレッシャーが重くのしかかる中、1回戦をシードで通過し、この日初戦の大阪経済大学戦。先鋒横林が敗れたものの、結果は6-1で圧勝した。 続く3回戦の青山学院大学戦も、6-1で勝利し、ここまではいつも通り危なげなく勝ち上がった。 迎えた準々決勝、相手は明大。ここ4年間で龍大と2回ずつ優勝を分け合っている、いわば宿命のライバル。この大会まで「打倒明大」を掲げて練習してきた龍大選手たちにとって、絶対に負けたくない一戦だ。選手たちに気合が入る。 しかし試合では、その気合が裏目に出てしまった。先鋒岩尾が敗れると、勢いに乗れないまま5人目まで終えて2-3と明治大に王手をかけられてしまう。なんとか追いつき、大将戦に持ち込みたい龍大は、副将片に望みを託したが善戦むなしく敗北。大将戦を残して、準々決勝での敗退が決まった。 試合後、「優勝しか狙っていなかった」という選手たちは、がっくり肩を落としていた。最終的に明大が優勝したので、事実上の決勝戦だったとはいえ、まさかの準々決勝敗退にショックを隠せない様子だった。 この大会は4回生にとっては引退試合でもあった。今まで数々の大会で優勝している主将の梅野も「最後の大会は何としても優勝したかった。悔いが残ります」と語った。 また梅野は後輩の選手に向けて「試合に負けて悔し涙を流したくなかったら、きつい練習をして練習中に泣いておけ」という言葉を残した。 来年はぜひ王座奪還を目指してほしい。
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