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[ viva!すぽーつ ] 日本人スポーツ選手の活躍を振り返る <2004年12月号>

 04年は、さまざまなスポーツの分野で、日本人が世界にその存在を大きくアピールした一年だった。

 振り返ってまず思い浮かぶのは、やはりアテネオリンピックだろう。

 日本人選手が獲得したメダルの数は、金16個、銀9個、銅12個。合計37個のメダルは史上最多だった。柔道や水泳でのメダル獲得ラッシュに熱狂し、毎晩寝不足になった人も多いはずだ。

 オリンピック以外でも日本人は大活躍した。野球のメジャーリーグではイチローがジョージ・シスラーの持つ安打数の世界記録を、84年ぶりに更新するという快挙を達成した。

 また、バスケットボールでは日本人初のNBAプレーヤーとして田臥勇太がコートに立ち、F1では佐藤琢磨が日本人では14年ぶりとなる表彰台を獲得した。

 海の向こうでの彼らの活躍は、同じ日本人であることが誇らしいとさえ感じさせてくれた。

 一般的に日本人は、海外の選手に比べて体格で劣ると言われている。体格差があることは、スポーツの世界では致命的なハンデである。しかしイチローや田臥ら世界で活躍する選手は、そんなことを全く感じさせない。

 イチローは世界記録達成後、野球選手を志す子供達に向けて「身体が大きいことにそんなに意味はない。僕は大リーグでも一番小さい部類だが、こんな記録を作れた。自分自身の能力を生かせれば、可能性は広がるということを伝えたい」という言葉を残している。

 一般的にハンデだと言われている部分も自分自身の特徴だと考え、徹底的に磨き上げる。するとそれは、自分にとって大きな武器になるのだ。

 普段あまり多くを語らないスポーツ選手も、プレーする姿で私たちに色んなことを伝えてくれているのだ。  これからも世界で活躍する日本人スポーツ選手が、私たちに勇気を与えてくれることだろう。
(堀川和也)


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