年末にはさまざまな番組が放送された。その番組の中でも、格闘技の人気が年々高くなってきている。その格闘技の一つに空手がある。空手は戦い、争うためだけのスポーツではない。ほかにも多岐にわたる面を持っている。
空手は型と組手の二つから成る。格闘技で見られるのは組み手の方である。 組手で攻撃の種類は突きと蹴りの2種類しかない。しかし、組手だけでも奥が深い。蹴りには直蹴り、回し蹴りなどさまざまな蹴りがある。突きではきざみ突きと逆突きの二つが基となり、多種多彩な連続攻撃が可能となる。蹴りと突きを組み合わせた攻撃、あるいはタイミングを見計らってカウンターを決める。 だが、組手は本来自ら戦いをしかけるためのものではない。自分の身を守るためであり、弱いものを守ってあげるために使われるべきである。格闘番組を見るときは、そのことを頭に置いて見てほしい。 また、テレビで見る機会が少ないのは型だ。空手を知らない人にとって、型はただ単に動いているだけのように見えるだろう。しかし、一つ一つの型の動きにもしっかり意味がある。型を演じる人はそのことを意識して演じている。型を見る機会があれば、演じる気持ちと気迫を少しでも感じてほしい。 空手は型や組手、そして礼儀を通じて自分と向き合うことのできるスポーツである。ほとんどのスポーツは礼に始まり礼に終わる。空手もその一つだ。普段の練習をきちんとこなしていくことにより、突き一本でも気持ちが表れてくる。迷いや邪念があれば、突きの勢いがなくなり乱れてくる。それほど空手は気持ちの表れやすいものなのである。 歴史の面から見ても空手はおもしろい。空手は中国で誕生して日本には当初、唐手として伝わってきた。しかし、現在は空手として広まっている。今後も空手は発展し続けるだろう。
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