プロテニスのクルム伊達公子は今年4月、再び選手としてコートに戻ってきた。37歳にして12年ぶりの現役復帰を果たした彼女に、私たちは驚きを隠せなかった。
クルム伊達といえば、89年に、プロデビューを果たす。「ライジングショット」の名手として世界に名をはせ、4大大会すべてでベスト4に進出する。世界ランキングでは、日本人最高の4位まで上り詰めるなど、日本人が世界で通用することを証明した。96年の秋に引退し、それ以降は国内テニスの普及に努めていた。そして今回、プロ復帰に至った。 クルム伊達は、復帰後に開催されたカンガルーカップ国際女子オープンのシングルス予選に出場する。初戦を逆転勝ちで飾ると、本人自身も「出来過ぎ」と言うほどの活躍を見せ、復帰早々から決勝進出という結果を残した。 若手の低迷が目立つ女子テニス界で、復帰してすぐに結果を残すクルム伊達。彼女はプロ復帰時の会見で、「日本の選手たちに刺激を与え、テニス界を活性化したい」と話していた。 クルム伊達が復帰したことにより、テニス界に激震が走ったのは間違いない。若手の低迷がささやかれる今日のテニス界。クルム伊達の活躍が若手にどう影響するのか。昔とは一味違ったクルム伊達に、今後のテニス界が懸かっている。
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