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[ アルハラ ] 飲酒に対する意識改めよ <2008年4月>

 4月には新入生歓迎と称し、花見や食事会、コンパを開催する機会が多くなる。しかし、開催するにあたり学友は、アルコールハラスメント(以下、アルハラ)のような行為がないよう気を付けなければならない。

 アルハラとは、アルコール飲料が原因で起こる迷惑行為のことを指す。具体例として、他者に対する飲酒の強要、意図的に酔いつぶす行為などが挙げられる。

 これらは、盛り上げと称して行われることが多いが、すべてが非常に危険な行為だ。イッキ飲みのようにアルコールを急速に摂取することは、呼吸まひや昏睡(こんすい)状態を引き起こす可能性があり、最悪の場合、死に至ってしまう。

 東京消防庁の調べでは、06年に大阪府で急性アルコール中毒によって救急搬送された人は7449人に上る。その内、29歳以下の人は約52%と、半数以上が若年層だった。

 実際に被害が起きてから危険性を理解していては遅い。06年に二人の大学生がアルハラによって急性アルコール中毒となり、亡くなっている。学友は、このような迷惑行為を避け、節度ある振る舞いを身に付けなければならない。

 この問題は、程度の違いはあるものの、アルハラによる被害は身近に起きている。だからこそ、一人ひとりが飲み会の場で他者を配慮することが必要だ。

 アルハラは自身で判断できるものではなく、被害を受けた側が判断するものだ。そのため、自分ではアルハラに該当しないと判断した行為であったとしても、他者に不快な思いをさせてしまえば、アルハラと見なされる可能性は十分にある。

 周囲の人が指摘し、悪い行為であるということを理解させなければ、アルハラはなくならない。指摘された人はその行為をすぐに止めなければならない。また、飲酒を強要された側も無理をせずに、自分の意思をはっきり伝え、断ることが大切だ。

 アルハラは最悪の場合、人の命にもかかわる行為だ。このことを忘れてはならない。学友は飲酒マナーを見直し、今一度アルハラについてしっかり意識する必要がある。一人でも多くの学友が自覚を持ち、節度ある行動を取ることを望む。


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